アメカジ愛好家ならば、一度は袖を通したであろうBACKDROPのオリジナルブランドであるスタジャンブランド「Catchball」。

80年代当時主流だったUSAブランドの多くが、袖回りにゆとりがあり、腰回りにも膨らみがあるシルエットだった理由から、スタジャンに定評のあったバックドロップはよりタウンユースに落とし込んだスタジャンを作りたいと80年代後半にスタートさせたブランドです。
クラシックな雰囲気を残しつつ、独特なタイトシルエットながらも、細部にわたって本物の“アメリカらしさ”を追求した「Catchball」は多くのファンを獲得してきた。
しかし２０１１年に長年信頼を築いてきた職人の引退によりブランド継続が困難となり、惜しまれながらもブランドは休止となっていた。

２０２２年。再始動に向けて数年前から動いてきた「Catchball」が遂に復活。

MADE IN USAはもちろんのこと、当初より貫いてきたこだわりと職人の確かな技術での生産にたどり着きました。
もともと完成されていたアイテムなだけにシルエットは維持し、細部のみの変更と素材のクオリティアップに向けられました。
アメリカ、オレゴン州の老舗ウールメーカーのウールメルトン、Wool100%のリブ素材を使用するなど、アップデートされた「Catchball」は更なるクオリティアップが絶対条件だった我々も納得の仕上がりとなり今回の再始動となります。

スポーツが由来のアイテムなだけに動きやすさはスタジャンにとって大きな特徴となってきます。
そのアイテムをどのようなファッションスタイルにも合うようにタイトなシルエットに改善していく中で肩周りの動きやすさの重要さに気づきました。
「クラシックな雰囲気を残しつつタイトなシルエット」簡単な言葉になってしまいますがなかなか難しいことです。

それを現実にしたのが「Catchball」ブランドになります。

拘り抜いた唯一無二のシルエットはシーンを選ばず、シンプルなデザインは飽きが来なく長年連れ添える「相棒」として活躍してくれるでしょう。